最もポピュラーな衿です。
上衿がなければ「スタンドカラー」に応用できます。
1.上衿を仕立てる
上衿の外回りを中表に合わせて縫います。
このとき表衿を少し控えて重ねて縫うと裏側があまらずきれいに仕上がります。
表裏の距離が合わなくなるのは表衿の衿先をいせ込むことで解消させます。
地衿側の縫代をアイロンで割って衿先の不要な縫代をカットします。(地衿側も表衿側も)
生地が分厚くい場合は地衿側の縫代を細くします。
これで縫代の段差を解消できます。
鋭角な衿先は一番先のひと針を落とします。
こうすると表に返したときに縫代がここに収まります。
上衿を表に返して衿端にステッチを入れます。
表衿と地衿は、上の図のようにキセがかかって収まるとOKです。
2.台衿で上衿をはさむ
出来上がった上衿を台衿で挟んで縫います。
このとき前端のカーブの縫代は衿先と同様に始末します
3.衿で身頃を挟み込む
外側の台衿と身頃を中表に合わせて衿付け線を縫う
台衿で身頃をはさむようにして裏側の縫代を折りこみ、
しつけで留めるかまつります。
表から台衿に一周ステッチを入れるのですが、
継ぎ目が目立たないように左肩の後あたりからステッチを入れると、前端のステッチがきれいです。
このステッチで裏側の台衿の下側を固定するようにします。
シャツカラーの出来上がりです。
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